ハンディのある人との『筆談コミュニケーション』

自閉症、ダウン症、重度心身障害の人たちの豊かな内面と出会えます

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Sさんと母と七野の筆談と心のケアセッションの軌跡 その5

この時期は、過去の大変だった自分へのねぎらいの言葉かけをすることで、自己承認ができるといいなあと考えセッションをした。そして自分自身の課題(立ち歩いてしまう)が見えてきて、手伝ってもらいながら、本来のありたい自分を目指していこうとしている。 …

Sさんと母と七野の筆談と心のケアセッションの軌跡 その4

作業実習が始まり、加えて母の入院で父との「一週間ドキドキ生活」、目まぐるしく変わる日々の中で、自分の気持ちと向き合っていくSさんの姿があります。 家族で経験してきた「生きることの楽しさ」をことばにし、さらに仕事をする充実感を、手にし始めてい…

Sさんと母と七野の筆談と心のケアセッションの軌跡 その3

Sさんは、家族生活を充実させながら、自分を振り返っている。そこで、(GHグループホーム)での生活を考えている話しになり、本人の不安や動揺が語られる。やりとりの中で親の真意に触れ、落ち着いて考えられるようになる。誰の心にもある「自立と自律」への…

Sさんと母と七野の筆談と心のケアセッションの軌跡 その2

コロナ禍の中、家族関係や自律した生活を模索している姿が、Sさんとそのサポーターたちから、見えてきます。 筆談は、ほぼ平仮名ですけれど、文章は漢字仮名交じり文で示します。()内は、母と七野の状況説明になります。 202X.梅雨 いつもお世話になります …

Sさんと母と七野の筆談と心のケアセッションの軌跡 その1

Sさんは、ある支援者に20年ほど前、筆談を教えてもらっていた。日常会話として、母とはやりとりが出来る。今後、他の方ともコミュニケーションの手段として筆談を使えるようにと、母が「筆談援助者勉強会」に参加して、七野と出逢った。筆談コミュニケーシ…

筆談援助者勉強会in大阪 2022年末その前にno.1

筆談援助者勉強会in大阪 2022年年の瀬 第42回筆談援助者勉強会in大阪開催(2022年末)の前に、他府県から参加の、小学生TU君の親子(以前に2回参加)から、手紙が届きました。前回の勉強会で、勇気を貰って帰っていただきました。今回はサポーター大人筆談ユ…